マイホーム購入の流れ
憧れのマイホームは、人生で最も大きな買い物となりますので、業者がサポートをしていきますが、任せっきりにせず自分自身で確認しながら進めていくことが大事です。

1 情報収集
  条件(種別、地域、予算など)を整理して、Web、新聞広告などで情報を集めます。
2 資金計画
  自己資金や住宅ローンの借入れ、月々の返済額などを把握して購入計画を立てます。
3 物件見学
  購入したい物件に応じて不動産会社に連絡をしたり、モデルルームや物件を見学します。
4 媒介契約の締結
  媒介契約を締結して、売買契約が成立したときの報酬額、支払方法等を決めておきます。
5 購入申込み
  売主業者や媒介業者に購入の申し込みを行います。申込み金が必要な場合もあります。
6 重要事項説明
  契約の判断に重要ですので、早めに説明を受けて疑問点を解消しましょう。
7 契約の締結
  条件を変更するときは、早めに業者に伝えて調整します。当日の変更は避けましょう。
8 決済・引渡し、入居、登記完了
  代金の支払い、新築・中古物件ごとに応じて、必要な書類の引渡し等が行われます。

資金計画について
マイホームの希望条件を整理するのと同時に、早めに立てておきたいのが資金計画です。さらに、購入代金以外にも費用が発生します。

購入者が調達できる資金
資金計画=自己資金+借入金額+その他の資金(親族からの住宅取得資金の贈与など)

住宅購入に必要な資金
必要な資金=住宅購入代金+諸費用(購入経費)

購入にかかる主な経費
売買契約時

仲介手数料(取引完了時の場合もあり)成約価格×3%+6万円+消費税(成約価格が400万円を超える場合)
収入印紙売買価格により税額が確定

金銭消費貸借契約(住宅ローン契約)時

融資事務手数料3~5万円+消費税、もしくは融資額の1~2%前後+消費税(金融機関による)
収入印紙融資額および特約により税額が確定
保証料融資額の2%前後(金利に上乗せで0円の場合も)

残金決済時・所有権移転登記時

所有権移転登記費用司法書士の見積もりによる
抵当権設定登記費用司法書士の見積もりによる
火災保険料損害保険代理店の見積もりによる
固定資産税・都市計画税の清算金残金決済日から12月31までの日割清算(起算日により異なる)
管理費・修繕積立金の清算金残金決済日から月末までの日割清算
引越し費用引越し業者の見積もりによる
その他不動産取得税、リフォーム費用、電気水道ガス工事、家具購入費など

諸費用の目安は、購入状況により異なりますが一般的に7~10%が目安とされています。

住宅ローン
金利変動なし 全期間固定金利型 借り入れた当初の金利が変わらない。

金利変動あり 変動金利型 返済期間中、定期的に金利が見直される。
       固定金利期間選択型 借り入れた当初の金利が一定期間は変わらない。 

フラット35は全期間固定金利型住宅ローンで、金利変動に左右されず返済額が一定なので安心感があります。
変動金利型は、当初の金利が低くなっていますが金利上昇による返済額上昇のリスクがあります。